これだけでわかる!!郵便局の国際eパケット

郵便

国際eパケットについて

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今回のテーマは国際eパケットです。

海外に小さめの荷物を送る際に便利なサービスです。
わかりやすく解説していきます。

国際eパケットは、書留付きで、海外に小さめの荷物を送る際の郵便局の発送サービスです。

オンラインで専用の発送ラベル一式を作成、印刷することにより、2kgまでの書留付き小形包装物(航空便扱い)のお届けが安くなります。

EMSよりも料金が安く、小型包装物の航空便に書留を付加するよりも料金は安くなります。

一部の国で追跡サービスがあります。

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国際eパケットは、以前から手書きの発送ラベル自体がなく、自身でラベルを印刷しての発送です。

「国際郵便マイページサービス」で専用の発送ラベルを印刷できます。


差し出しの前に、送れる国かを確かめる

新型コロナの影響のため、国によっては一時的に引き受けを停止している場合もありますので、差し出し可能かを必ず確認してください。

2023.2.26現在、引受はできても、新型コロナの影響による航空機減便等による遅延が生じている国があります。

下記リンクにて、引き受け遅延状況を確認の上、差し出してください。


アメリカ宛てを例に出すと、現在のところ国際eパケットは引受不可です。
EMS、国際小包(航空便、船便)は引き受け可能ですので、アメリカに荷物を送る場合にはこれらを利用して下さい。

中国宛の場合、現在国際eパケットは利用可能です。
EMS、国際小包(船便)も利用可能です。
ただし、国際小包の航空便は利用できません。

国際郵便で送れないものは何か?

「だめ!」

国際eパケットでは航空危険物を送ることはできません。
送りたいものが、航空危険物に該当しないかを調べる必要があります。

下記リンク記事にて詳しく解説しております。ご参考にして下さい。


日本郵便のホームページはこちら


どのくらいで届くのか?

2023.2.26現在、新型コロナの影響による航空機減便等による遅延が生じている国があります。

下記リンクにて、引き受け遅延状況を確認の上、差し出してください。

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次に、新型コロナの影響による航空機減便などがないと想定した場合、
つまり平常時のお届けの目安についてお話ししていきます。

平常時のお届け日数の一つの目安ですが、
東京から中国の上海まで送る場合、国際eパケットの場合はおよそ7日かかります。
対してEMSの場合はおよそ2日です。

オランダまでは、国際eパケットならおよそ5日、EMSならおよそ2日ですので、やはりEMSはかなり速いです。
お届け日数

国際eパケットのサイズと料金

国際eパケット料金表

長さ+幅+厚さ=90cm(許容差 2mm)
ただし、長さの最大は60cm(許容差 2mm)

a(長さ)60cm
a+b+c=90cm
重さは2kgまで送ることができます。


国際eパケットの料金は重量制です。

中国宛(料金第1地帯)であれば、690円〜2,400円になります。

これはサイズオーバー、国際eパケットは3辺合計90cmまで!


EMSとどちらが安い?比較してみる

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それぞれ500g、5kgで出した場合で料金を比較してみます。

中国宛とオランダ宛で比べてみます。

国際eパケットで
中国宛500gまでなら1,050円
EMSなら1,450円 

国際eパケットで
中国宛2kgまでは2,400円
EMSなら3,400円

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速さや補償の点ではEMSの方が優れていますが、国際eパケットはとにかく安いです。

又、国際eパケットは100gまで〜400g(中国宛なら690円〜960円)までの値段設定もあるため、400gよりも軽いものはさらにおトクに送れます。


国際eパケットで
オランダ宛500gまでなら1,270円
EMSなら2,900円+特別追加料金250円=3,150円

国際eパケットで
オランダ宛2kgまでは3,070円
EMSなら5,700円+特別追加料金1,000=6,700円

重さ2kgまでの場合、オランダ宛なら3,630円も国際eパケットの方が安いです。

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2kgまでで急ぎでない場合は、国際eパケットがお得です。
しかも6,000円までの保証も付いています。


国際eパケットは2kgまでのため、それより重い荷物はEMSと国際小包とで比較してみて下さい。

特別追加料金とは

特別追加料金というのは、新型コロナウィルスの影響により航空路線が減便されたため導入されたものです。

EMSや国際小包を送る際に、オセアニア、カナダ、メキシコ、中近東、ヨーロッパ(料金第3地帯)、米国宛(料金第4地帯)に送る際にかかります。

EMSの場合、
アメリカ宛5kgを送る際は、料金11,100円にプラスして特別追加料金4,000円
オランダ宛5kgを送る際は、料金10,500円にプラスして特別追加料金2,500円もかかるのです。

日本郵便のサイトには、特別追加料金 については「2022年6月より当分の間導入します」と記載されていることから、いずれはなくなるようです。

ただ、当分というのはいつまでかはわかりません。
コロナが完全に落ち着き、航空便の減便がなくなるまでは続きそうです。
特別追加料金の導入

割引

差出しの個数により割引があります。

(都度割引)→差出しの個数10通以上から1通あたり40円の割引、50通以上なら50円、100通以上なら60円の割引です。(料金現金別納、料金計器別納または料金後納としたものが対象です。)

その他、月間割引、区分割引、集配郵便局等差出割引があります。

補償について

万一の際に6,000円を限度として実損額が保証されます。

但し、EMSのように追加料金をプラスして補償額を更に大きくすることはできません。

国際eパケットの送り方

梱包については段ボールや空き箱などを使用して構いませんが、箱の表面に危険物の商品の印字がされている場合は、内容物が危険物と判断されることがあるため、しっかりと消してから差出してください。

例えば、段ボールに石油ストーブやスプレー缶の商品の表示がある場合など、表示が隠れるように消してください。

黒塗りするか、ガムテープなどで危険な表示が完全に隠れるように貼ってください。
マジックで二重線で消すだけでは不十分ですので注意してください。

危険物ラベルの抹消について

尚、箱2個を、紐などで縛って差出す方法は引受されませんので注意してください。

2つの箱を縛ったり、テープでくっ付けて出してもダメ!


国際eパケットの発送ラベルについて

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2021年1月1日に通関電子データの送信が、万国郵便連合において義務化されました。

これにより手書きラベルではなく、パソコンにより印刷したラベルが必要になってきます。

詳しくは下記サイトに詳しくまとめてありますのでご覧ください。

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国際eパケットについては、元々、EMSや国際小包のような手書きのラベル自体がなく、
「国際郵便マイページサービス」での発送ラベルの作成が必要でした。

そのため、2021年1月1日(金)以降も、従来通りのラベルの作成方法となります。

通関電子データについてよくある質問

国際eパケットラベルの印刷

「国際郵便マイページサービス」のオンラインシッピングツールから、ご自宅のプリンター、または一部の郵便局に設置されているゆうプリタッチから印刷して使用します。

国際郵便マイページサービス
ゆうプリタッチ設置局はこちら

<引用元 日本郵便 国際eパケット

(1)ラベル表紙、ご依頼主控及び受付店控 (2)税関告知書※ (3)インボイス(任意)
送り状の左部分の税関告知書に内容品を記載しきれない場合、または、合計額が300SDRを超える場合に印刷されます。

印刷方法

自宅プリンターからラベル一式を印刷した場合の手順です。
ゆうプリタッチを使用する場合は、専用パウチは必要ありません。

  1. 「国際郵便マイページサービス」へログイン(新規の方は無料で登録いただけます。)
  2. 「国際郵便マイページサービス」のオンラインシッピングツールであて先・差出人・内容品等の情報を入力
  3. 自宅プリンターで国際eパケットラベル一式を印刷
  4. (1)ラベル表紙、ご依頼主控及び受付店控をそれぞれ切り離す
  5. 4.で切り離したラベル表紙と、(2)税関告知書、(3)インボイスを専用パウチへ封入
  6. ご依頼主控・受付店控は専用パウチに入れず、郵便物に添えて郵便窓口へ差し出し 

内容品の価格が20万円超の場合

内容品が20万円を超えるかどうか

国際郵便の場合、内容品の価格が20万円を超える場合には、税関に輸出申告して許可を得る必要があります。

その際には委任状など書類が必要になります、詳しくは下記リンク又は郵便局でお尋ねください。
通関手続き
発送に必要な書類
税関告知書
インボイス

「国際郵便マイページサービス」にて発送ラベルを印字する場合には、必要書類は発送ラベルと一緒に印字されます。

国際eパケットの差し出し方

準備が完了しましたら、お近くの郵便局で差し出してください。

内容物の記載がはっきりしていない場合などは、危険物が入っていないか聞かれます。
そのため、事前によく調べた上、ラベルに印刷してください。

また、聞かれたときに答えられるようにしておいた方がよいです。

まとめ

お届け速度は、国際eパケットはEMSよりは遅いのですが、国際小包の航空便と比べるとほぼ同じような速さです

重量2kgまで、3辺合計90cmまでの小さめの荷物なら、国際eパケットをうまく利用することにより、料金の節約になります。

更に安い値段で小さめの荷物を送る場合は、「国際eパケットライト」がありますが、現在は新型コロナによる航空便減便のため、各国で引き受け停止中です。

その他には「小形包装物」という発送サービスがあります。
小形包装物は追跡サービスはついていませんが、より安く発送することができます。

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国際eパケットのイメージは、小形包装物に6,000円の補償と追跡サービスが付き、料金がお得ということです。

お値段が安く補償も付いていますので、とても良い発送サービスです!

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