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郵便局の国際eパケットに代わるもの

郵便

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国際eパケットについて

しろちゃん
しろちゃん

国際eパケットを出そうを思ったら、郵便局のホームページに・・・

※国際eパケットは2023.9.30で取り扱い終了となりました。
今後は、同等のサービスである、書留とする小形包装物(航空扱い)をご利用ください。

しろちゃん
しろちゃん

などと書いてありました・・・。
どうすればいいの?

ponsuke
ponsuke

人気だった国際eパケットですが、2023.9.30で取り扱い終了となったのです。

なので今回は、

これに代わる小形包装物(航空扱い)+書留について解説します。

従来あった国際eパケットは、小形包装物に6,000円の補償と追跡サービスが付いていたものです。

この記事で解説する「小形包装物(航空扱い)+書留」についても、名前が「国際eパケット」と呼ばなくなっただけでほぼ同じサービスといえます。

とにかく、海外に小さめの荷物を送る際に便利です。

2kgまでの小さめの荷物を送る際には、EMSや国際小包よりも安いです。
また、一部の国で追跡サービスがあります。


ponsuke
ponsuke

国際eパケットについては以前から手書きの発送ラベル自体がなく、自身でラベルを印刷しての発送でした。

「小形包装物(航空扱い)+書留」を差し出す際にも、
「国際郵便マイページサービス」で発送ラベルを印刷して送ります。


差し出しの前に、送れる国かを確かめる

新型コロナの影響のため、国によっては一時的に引き受けを停止している場合もありますので、差し出し可能かを必ず確認してください。

2024.2月現在、引受はできても、新型コロナの影響による航空機減便等による遅延が生じている国があります。

下記リンクにて、引き受け遅延状況を確認の上、差し出してください。

ponsuke
ponsuke

ちなみに小型包装物という発送サービスは「通常郵便物」の扱いとなりますので、下記リンクの表を見る際に参考にしてください。


アメリカ宛て、中国宛てを例に出すと、現在のところ小形包装物(書留)の航空便は引き受け可能です。但し、SAL便は引き受け不可です。(2024.2月現在)

また、EMS、国際小包(航空便、船便)も引き受け可能ですので、アメリカや中国に荷物を送る場合にはこれらの中から自分に合ったものをチョイスします

国際郵便で送れないものは何か?

「だめ!」

国際郵便では航空危険物を送ることはできません。
送りたいものが、航空危険物に該当しないかを調べる必要があります。

下記リンク記事にて詳しく解説しております。ご参考にして下さい。


日本郵便のホームページはこちら


どのくらいで届くのか?

2024.2月現在、新型コロナの影響による航空機減便等による遅延が生じている国があります。

下記リンクにて、引き受け遅延状況を確認の上、差し出してください。

ponsuke
ponsuke

国際発送サービスは、新型コロナの影響による航空機減便で、従来よりはお届けの日数かかかるようです。

目安として小形包装物とEMSで速さを比較してみましょう。

お届け日数の目安ですが、
東京から中国の上海まで送る場合、「小形包装物(航空扱い)+書留」の場合はおよそ11日かかります。
対してEMSの場合はおよそ4日です。

オランダまでは、「小形包装物(航空扱い)+書留」ならおよそ15日、EMSならおよそ8日ですので、やはりEMSはかなり速いです。
お届け日数

小形包装物のサイズと料金

海外の料金表

<引用元 日本郵便小形包装物

長さ+幅+厚さ=90cm(許容差 2mm)
ただし、長さの最大は60cm(許容差 2mm)

a(長さ)60cm
a+b+c=90cm
重さは2kgまで送ることができます。


小形包装物の料金は重量制です。

中国宛(料金第1地帯)
「小形包装物(航空便)+書留」
100g〜2.0kgまで 810円〜2,710

書留なしの小形包装物(航空便)なら
100g〜2.0kgまで 350円〜2,250円になります。

これはサイズオーバー、小形包装物は3辺合計90cmまで!


EMSとどちらが安い?比較してみる

ponsuke
ponsuke

それぞれ500g、2kgで出した場合で料金を比較してみます。

中国宛とオランダ宛で比べてみます。(2024.2月時点)

「小形包装物(航空便)+書留」で
中国宛500gまでなら1,210円
EMSなら1,450円 

「小形包装物(航空便)+書留」で
中国宛2kgまでは2,710円
EMSなら3,400円

ponsuke
ponsuke

速さや補償の点ではEMSの方が優れていますが、「小形包装物(航空便)+書留」はとにかく安いです。

又、「小形包装物(航空便)+書留」は100gまで〜400g(中国宛なら810円〜1,110円)までの値段設定もあるため、400gよりも軽いものはさらにおトクに送れます。


「小形包装物(航空便)+書留」で
オランダ宛500gまでなら1,690円
EMSなら2,900円+特別追加料金250円=3,150円

「小形包装物(航空便)+書留」で
オランダ宛2kgまでは4,390円
EMSなら5,700円+特別追加料金1,000=6,700円

重さ2kgまでの場合、オランダ宛なら2,310円も「小形包装物(航空便)+書留」の方が安いです。

ponsuke
ponsuke

2kgまでで急ぎでない場合は、「小形包装物(航空便)+書留」がお得です。
しかも6,000円までの保証も付いています。


「小形包装物(航空便)+書留」は2kgまでのため、それより重い荷物はEMSと国際小包とで比較してみて下さい。

特別追加料金とは

特別追加料金というのは、新型コロナウィルスの影響により航空路線が減便されたため導入されたものです。

小形包装物には追加料金はかかりませんが、
EMSや国際小包を送る際に、オセアニア、カナダ、メキシコ、中近東、ヨーロッパ(料金第3地帯)、米国宛(料金第4地帯)に送る際にかかります。

EMSの場合、
アメリカ宛5kgを送る際は、料金11,100円にプラスして特別追加料金4,000円
オランダ宛5kgを送る際は、料金10,500円にプラスして特別追加料金2,500円もかかるのです。

日本郵便のサイトには、特別追加料金 については「2022年6月より当分の間導入します」と記載されていることから、いずれはなくなるようです。

ただ、当分というのはいつまでかはわかりません。
コロナが完全に落ち着き、航空便の減便がなくなるまでは続きそうです。
特別追加料金の導入

書留の補償について

小形包装物に書留を付けた場合には、万一の際に6,000円を限度として実損額が保証されます。

但し、EMSのように追加料金をプラスして補償額を更に大きくすることはできません。

「小形包装物(航空便)+書留」の送り方

梱包については段ボールや空き箱などを使用して構いませんが、箱の表面に危険物の商品の印字がされている場合は、内容物が危険物と判断されることがあるため、しっかりと消してから差出してください。

例えば、段ボールに石油ストーブやスプレー缶の商品の表示がある場合など、表示が隠れるように消してください。

黒塗りするか、ガムテープなどで危険な表示が完全に隠れるように貼ってください。
マジックで二重線で消すだけでは不十分ですので注意してください。

危険物ラベルの抹消について

尚、箱2個を紐などで縛って差出す方法は、引受されないケースがありますので注意してください。

2つの箱を縛ったり、テープでくっ付けるのはよくない


「小形包装物(航空便)+書留」の発送ラベルについて

ponsuke
ponsuke

2021年1月1日に通関電子データの送信が、万国郵便連合において義務化されました。

これにより手書きラベルではなく、パソコンにより印刷したラベルが必要になってきます。

詳しくは下記サイトに詳しくまとめてありますのでご覧ください。

通関電子データについてよくある質問

「小形包装物(航空便)+書留」ラベルの印刷

「国際郵便マイページサービス」のオンラインシッピングツールから、ご自宅のプリンター、または一部の郵便局に設置されているゆうプリタッチから印刷して使用します。

国際郵便マイページサービス
ゆうプリタッチ設置局はこちら

<引用元 日本郵便>

(1)ラベル表紙、ご依頼主控及び受付店控 (2)税関告知書※ (3)インボイス(任意)
送り状の左部分の税関告知書に内容品を記載しきれない場合、または、合計額が300SDRを超える場合に印刷されます。

印刷方法

自宅プリンターからラベル一式を印刷した場合の手順です。
ゆうプリタッチを使用する場合は、専用パウチは必要ありません。

  1. 「国際郵便マイページサービス」へログイン(新規の方は無料で登録いただけます。)
  2. 「国際郵便マイページサービス」のオンラインシッピングツールであて先・差出人・内容品等の情報を入力
  3. 自宅プリンターでラベル一式を印刷
  4. (1)ラベル表紙、ご依頼主控及び受付店控をそれぞれ切り離す
  5. 4.で切り離したラベル表紙と、(2)税関告知書、(3)インボイスを専用パウチへ封入
  6. ご依頼主控・受付店控は専用パウチに入れず、郵便物に添えて郵便窓口へ差し出し 


内容品の価格が20万円超の場合

内容品が20万円を超えるかどうか

国際郵便の場合、内容品の価格が20万円を超える場合には、税関に輸出申告して許可を得る必要があります。その際には「委任状」など書類が必要になります。

国際郵便マイページサービスで、内容品の価格が20万円超となる入力をした場合には、通関委任状の設定画面が出てきます。

日本郵便株式会社に通関手続きの代理、代行を委任する場合には、
「日本郵便株式会社に通関手続きを委任します。」のボックスに☑️してください。
委任状も印刷されます。

この場合には、委任にかかる料金(輸出申告代行手数料)が、輸出申告1件につき2,800円かかります。

詳しくは下記リンク又は郵便局でお尋ねください。
通関手続き
発送に必要な書類
税関告知書
インボイス

「国際郵便マイページサービス」にて発送ラベルを印字する場合には、必要書類は発送ラベルと一緒に印字されます。

「小形包装物(航空便)+書留」の差し出し方

準備が完了しましたら、お近くの郵便局で差し出してください。

内容物の記載がはっきりしていない場合などは、危険物が入っていないか聞かれます。
そのため、事前によく調べた上、ラベルに印刷してください。

また、聞かれたときに答えられるようにしておいた方がよいです。

まとめ

お届け速度についてですが、
「小形包装物(航空便)+書留」はEMSや国際小包の航空便と比べると遅いです。

但し、重量2kgまで、3辺合計90cmまでの小さめの荷物なら、「小形包装物(航空便)+書留」をうまく利用することにより、料金の節約になります。

更に安い値段で小さめの荷物を送る場合は、SAL便扱いの「国際eパケットライト」がありますが、現在は新型コロナによる航空便減便のため、各国で引き受け停止中です。

その他の手段としては、書留を付けない「小形包装物」にて送るのも一つの方法です。
書留を付さない場合には、追跡サービスはありませんが、より安く発送することができます。

しろー先生
しろー先生

小形包装物は料金設定が100gから2.0kgまで100g単位ですので、

小荷物を送る際にはぜひ検討してみてはいかがでしょうか!

<追伸>
国際eパケットという名称がなくなったのは残念です。

名前というのはとても大事ですから、名称がはっきりとしない
「小形包装物(航空便)+書留」・・・・のサービスをどれだけの方々がうまく利用されるかが課題です。

ただ、サービス自体は、お値段が安く補償も付いていますので、とても良い発送サービスです。
なので皆さんお得に活用してくださいね!

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