ゆうメールについて
今回のテーマは郵便局のゆうメールです。
冊子とした印刷物や書籍、カタログ、CD、DVDなどを安く送るにはゆうメールがオススメです。
わかりやすく解説します。
🔴サイズは長辺34cm×短辺25cm×厚さ3cm以下で重さは1kg以下です。
ゆうメールの料金
重量 | 基本運賃 | +速達運賃 | +特定記録 | +簡易書留 | +一般書留 |
---|---|---|---|---|---|
150g以内 | 180円 | 510円 | 340円 | 530円 | 600円 |
250g以内 | 215円 | 545円 | 375円 | 565円 | 635円 |
500g以内 | 310円 | 640円 | 470円 | 660円 | 730円 |
1kg以内 | 360円 | 690円 | 520円 | 710円 | 780円 |
※ゆうメールは速達330円、特定記録160円、一般書留420円です。(2024.10.1〜)
ゆうメールで送れるもの
ゆうメールでは送れるものが決められています。
送ることができるものは、
冊子状の印刷物や電磁的記録媒体です。
例えば、書籍、雑誌、会報、カタログや、
電磁的記録媒体としてCD、DVD、USBメモリ、カセットテープ、パソコンのハードディスク、クレジットカードなどがあげられます。
意外にもCDやハードディスク、クレジットカードも送れます。
送ることができないものは、
信書、印刷していない手書きの紙、冊子状となっていないものです。
一枚物のポスター、ホッチキスで止めた書類、綴じ込みのないチラシやパンフレットなどは冊子としての取り扱いにはなりません。そのため、基本運賃のゆうメールでは送ることができません。
意外にもポスターやホッチキスで止めた書類は送ることができません!
郵便局との契約により、特別運賃が適用される特約ゆうメールというサービスがあります。
この場合には、冊子状となっていなくても送ることができます。
ゆうメールの送り方
封筒、箱などの外装の見やすい所に「ゆうメール」またはこれに相当する文字を表示します。(「冊子小包」と表示してもよいですが、今は「ゆうメール」の表示が一般的です。)
料金支払い方法は、
1.封筒などに切手を貼って出す
2.郵便局で現金または切手で支払う
3.郵便局と後納契約をして後払いで支払う
4.料金を払わずに「着払い」として受取人が支払う
一般的には切手を貼るか現金で支払うことが多いです。
差し出しの際は次のいずれかの方法により、内容品が確認できるようにしてください。
- 封筒または袋の納入口などの一部を開く。
- 包装の外部に無色透明の部分を設けて、内容品がわかるようにする。
- 内容品の見本を郵便局で提示する。
このようにする理由についてですが、ゆうメールでは信書を送ることができないと郵便法で定められているため、それを防止するためです。
どこで差し出すのか?
ポストや郵便局で差し出します。
但し、ポストで出せるのは、切手を貼付したゆうメールおよび着払いゆうメールです。
後納契約したゆうメールについては、後納表と共に郵便局で差出します。
切手を貼ってポストに出すのが一番簡単ですね
信書とは?
信書とは
「特定の受取人に対し、差出人の意思を表示し、または事実を通知する文書」のことです。
例を挙げると、手紙、請求書、納品書、申請書、免許書、証明書などのことです。
ゆうメールで「信書」は送れるでしょうか?
ゆうメールでは信書を送ることはできません。
但し、内容物に関して添付する無封の添え状や送状は送れます。
添え状や挨拶状、納品書などは信書にあたるので送れませんが、内容物と一緒に送る場合には送れるということですね。
「無封の添え状」とはどういう意味ですか?
通常、添え状や挨拶状、納品書などは封筒に入れることが多いですが、
その封筒には糊付けしない、封をしない状態ということです。
つまり・・・
添え状、挨拶状、納品書を入れる場合には、
1.中封筒に入れないでそのまま内容物と梱包する。
2.中封筒に入れる場合には、封をしないで内容物と梱包する。
ということですね。
もちろん外箱や外封筒には封をするということですね!
そうです!もちろん、外箱はしっかりと封をして梱包してください。
例えば・・・
パンフレットやCDなどと一緒に
「○○様、パンフレット、CDをお送りしますのでよろしく・・・」
というあいさつ状を中封筒に入れる場合には、その封をしなければ、内容物と一緒に送ることができます。
ここでの注意点は、送る内容物がCDであればそれに関するあいさつ状は送れますが、内容物と関係のない、あいさつ状は送れません。
→総務省信書のガイドライン
中封筒にあいさつ状を入れる場合には、封をしたら絶対にダメですか?
基本的にそうですが、透明の封筒で内容物を外からしっかり確認できれば、それも無封と言えるでしょう。
ゆうメールと郵便物の違い
ゆうメールと郵便物の主な違いを4点挙げていきます。
1.ゆうメールは信書を送ることができません。
また、印刷以外の方法で内容を記載したもの、つまり、印刷していない手書きの紙なども送ることができません。
2.ゆうメールは着払いとすることができます。
手数料34円と運賃は、受取人が支払う形となります。
着払いの出し方は、「ゆうメール」の表記の下あたりの見やすい所に「着払い」と表示してください。手書きでも構いません。
または下記の着払いシールに金額を記入して貼り付けて出します。
郵便局、ポスト投函どちらでも差し出し可能です。
→ゆうメールでない通常の郵便物は着払いとすることはできません。
3.ゆうメールの速達料金は一律330円です。
→郵便物の場合は重さにより料金が違います。250g以内300円、1kg以内400円、4kg以内690円です。
4.ゆうメールの書留料金は一律420円です。
→郵便物の書留料金は一律480円です。
5.配達日指定料金は平日、休日配達とも52円です。
→郵便物の配達日指定料金は、平日配達は42円、休日配達指定は270円です。
オプションサービスの組み合わせ
ゆうメールでは速達、書留、引受時刻証明、配達証明、特定記録、本人限定受取、代金引換、配達日指定のオプションを付加することができます。
まとめ
ゆうメールは信書を送ることができないのですが、その分普通郵便物よりも料金が安くなっています。
しかし、重さ50g以下のものを送る場合には、普通郵便で送るほうがお得です。
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