郵便について説明します。
郵便物には大きく分けて第一種郵便物〜第四種郵便物まであります。
郵便物の種類
- 第一種郵便物 大きさは定形サイズと定形外サイズがあり、定形外サイズには規格内と規格外があります。
- 第二種郵便物 はがきのことで、通常はがきと往復ハガキがあり、その他にはくじ番号付きの年賀はがきなどがあります。
- 第三種郵便物 郵便局の承認を受けた雑誌などの定期刊行物を、安い料金で送ることができます。
- 第四種郵便物 監督庁の認可等を受けた通信教育用の郵便物や点字郵便物などのことです。
私たちが普段よく目にするものは、第1種、2種の封筒の郵便やハガキです。
サイズ、重さ
第一種郵便物の「定形サイズ」の
最大の大きさは23.5cm×12cm×1cm
最小の大きさは14cm×9cm
定形サイズは重さは50gまで
重さが50g超えると大きさが定形サイズの範囲内であっても、「定形外の料金」となります。
「定形外の規格内」の
最大の大きさは34cm×25cm×3cm
重さは1kgまで
重さが1kg超えると「規格内」のサイズの範囲内であっても、「規格外の料金」となります。
「定形外の規格外」の
最大の大きさは最大長辺60cm以内で三辺合計90cm以内
重さは4kgまで
重さが4kgを超えると郵便、レターパック含めて送ることができません。
4kgを超える場合には、ゆうパックでの発送がよいでしょう。
定形外サイズ規格内、規格外の
最小の大きさは
(1)円筒形またはそれに似た形のものは直径3cm、長さ14cmまで
(2)上記以外のものは14cm×9cmまで
特例として上記の制限より小さなものであっても、6cm×12cm以上の耐久力のある厚紙または布製のあて名札を付ければ差し出すことができます。
料金について
定形、定形外郵便物の料金は重量制です。
郵便物の料金表
下写真の赤丸欄が2024.10.1〜新料金です。
定形外にはサイズによって「規格内」「規格外」があり、それぞれ料金が変わります。
縦横厚さ34cm×25cm×3cm、1kgを超えると「規格外」となります。
オプションを付けることで便利に!
普通郵便にオプションサービスを付けることでより便利になります。
オプションの主なものとして、速達、書留、特定記録、本人限定受取郵便、配達日指定などがあります。
→〒オプションサービス
オプションの料金表
下写真の赤丸欄が2024.10.1〜新料金です。
特によく使われるものとしては速達、簡易書留、特定記録、配達日指定などがあります。
これらの料金は普通郵便料金にオプション料金をプラスして支払う形になります。
配達日指定の例を挙げると、
定形50g(110円)+休日に配達指定(270円)=380円となります。
尚、2021.10月より普通扱いとする郵便、ゆうメールの土曜日配達がなくなりました。
土曜日配達希望の場合には、速達、配達日指定などのオプションを付けることで配達可能です。
下記の記事で、安く速く土曜配達される方法を解説しています。
オプションサービスの組み合わせ
第一種郵便物の定形、定形外については、ほぼほとんどのオプションサービスを付加することができます。
但し、第二種郵便のはがきについては一部利用できないオプションサービスもあります。
クリックポスト、ゆうパケット、スマートレター、レターパック・・・
についてはオプションは付加できません。
まとめ
「郵便物には信書を送れる」という最大の特徴があります。
ゆうパックやゆうパケットなどでは基本、信書を送ることはできません。
信書とは難しく言うと
「特定の受取人に対し、差出人の意思を表示し、または事実を通知する文書」のことです。
簡単に言うと手紙、請求書、納品書、申請書、免許書、証明書などのことです。
詳しくは総務省の参考リンクまで
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