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間違いやすい、ゆうパック品名の正しい書き方(コロナ編)

郵便

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郵便局のゆうパックでは、ラベルの品名欄に正しく内容物を記載しないと、引き受けてもらえなかったり、※「飛行機での輸送は危険!」と判断されて、思うようなサービスが受けられないことがあります。

ponsuke
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そこで今回は第5弾として
「コロナ禍関連商品」を送る際に、正しい品名欄への記載方法について説明していきます。

※どの地域に送る場合に航空輸送となるのかは、ゆうパックを差し出す地域によって違いますので下記リンクによりお確かめ下さい。
航空搭載地域早見表
元々航空輸送されない地域に送る場合には、当記事の「航空輸送」の部分については気にされる必要はありせん。

「航空機による輸送ができないもの」については下記記事をご覧下さい。


PCR検査キット、検体

PCR検査キットは、コロナの陽性反応を確認するためのものです。

これは基本的に未使用であれば、ゆうパックで送ることができます。
但し、未使用であることを品名欄に追記する必要があります。

引受、航空輸送可能な品名記載例)
○PCR検査キット(未使用)

使用済み、つまり陽性反応を確認するために唾液を採取したものを送る場合は、通常の発送方法では送れません。

WHOのマーク(イメージ)

送る際の条件としては、唾液を「不活化」すること、梱包を「三重包装」にすること、箱に「UN3373」マークの表記がある事が条件となります。

差出方法は下記リンクをご参考にして下さい。

これらの厳格な条件を満たしてはじめて、ゆうパックで送ることができます。
但し、航空輸送は不可です。
冷蔵(チルド)扱いで送ることもできません。

引き受け可能な品名記載例)
○コロナ検体(不活化済)

UN3373マークの表記は必ずしも外箱にある必要はありません。
但し、外から見えない場合には、郵便局員に「UN3373マークの表記はありますか?」などと尋ねられることになります。

規定の条件どおりにしっかりと梱包してある場合には
「中箱にUN3373マークの表記があります。」と答えましょう。
もしくは自身で品名欄に次のように記載します。

引受可能な品名記載例)
コロナ検体(不活化済、三重包装済、中にUN3373の表記あり)

郵便局が規定するどおりの梱包を行なっていない場合には、送ることができません。

消毒剤、除菌剤

コロナ禍においては殺菌するための消毒剤、除菌剤などが多く用いられています。

これらは成分により引受、航空輸送の可否について違いが生じます。

消毒剤、除菌剤(アルコール系)

成分がアルコールの消毒剤、除菌剤については、アルコール濃度が60%未満であればゆうパックで送ることができます。

航空搭載地域宛の場合には、アルコール系の消毒剤であることを品名欄に記した上で、アルコール濃度が24%以下であることを確認します。

それらを品名欄に記載すれば、航空輸送可能となります。

引受可能となる品名記載例)
○アルコール系消毒剤(アルコール濃度60%未満)

引受、航空輸送可能となる記載例)
○アルコール系消毒剤(アルコール濃度24%以下)

消毒剤、除菌剤(次亜塩素酸系)

成分にアルコールを含まず、亜塩素酸塩が含まれている消毒剤、除菌剤については、ゆうパックで送ることはできますが、航空輸送はされません。

理由は腐食性物質が含有されているおそれがあるためです。

引受可能となる品名記載例)
○消毒剤(亜塩素酸系、アルコール成分なし)

○消毒剤(亜塩素酸塩含有、腐食性物質なし、アルコール濃度60%未満)

ponsuke
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「アルコール系」に続いて「次亜塩素酸系」について説明しました。

ややこしいですが、つぎに「亜塩素酸塩系」の消除菌剤について説明します。

消毒剤、除菌剤(亜塩素酸塩系)

成分にアルコールを含まず、亜塩素酸塩(亜塩素酸ナトリウム)が含まれている消毒剤、除菌剤については、原則ゆうパックで送ることはできません。

但し、亜塩素酸塩の含有量が25%未満の場合には送れる場合があります。

しかしながら、その含有状態によっては送れない場合があり、又、含有量が不明の場合にも送ることができません。

亜塩素酸塩系の消毒、除菌剤の場合は、ゆうパックで送ることは厳しいといえるでしょう。
更に詳しくは郵便局にてお尋ねください。

ウェットティッシュ、除菌シート

ウェットティッシュ、除菌シートはゆうパックで送ることができます。
また、アルコール濃度が24%以下であれば航空輸送可能ですので、品名欄にその旨を追記します。

引受可能な品名欄記載例)
○ウェットティッシュ
○ウエットタオル
○除菌シート

引受、航空輸送可能となる品名記載例)
○除菌シート(アルコール濃度24%以下)
○ウエットタオル(アルコールなし)

うがい薬

うがい薬はアルコール度数が60%未満の製品であれば、ゆうパックで送ることができます。
※ゆうパックでは高濃度のアルコール度数60%以上のものは送ることができません。

航空輸送の可否ついては、うがい薬の多くがアルコール度数24%超〜60%未満のため厳しくなります。
※ゆうパックではアルコール度数24%超のものは航空輸送されません。

アルコール度数24%以下の場合には品名欄に追記します。

引受可能となる品名記載例)
○うがい薬(アルコール度数60%未満)

引受、航空輸送可能となる品名記載例)
○うがい薬(アルコール度数24%以下)

マスク

マスクはゆうパックで送ることができます。

航空輸送の可否についてですが、マスクは不織布、布製、紙製のものがほとんどなため、品名欄に「マスク」と記載するのみで可能に感じられます。

しかしながら「可燃性物質なし」などの追記がなければ航空輸送されないようです。

理由についてですが、おそらく目を温めてリラックスさせるホットアイマスクやガスマスクなどとの判断がつかないとためと思われます。

航空輸送可能となる品名記載例)
○不織布マスク
○マスク(布製、可燃性物質なし)

まとめ

ponsuke
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PCR検査キットは、未使用品を送る際には「未使用」の旨を追記することで送れますが、使用済みとなるとハードルが高くなります。

また、消毒剤、除菌剤は成分によって引受、航空輸送可能の可否が変わりますので注意してください。

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