郵便料金が2024年秋頃に大幅に変更されるようです。
どのような変更なのか、
今後の郵便の出し方なども含めて解説していきます。
郵便料金がどのように変わるのか!?
日本郵便からの正式な発表はないようなので、報道からの情報をもとに解説します。
変更の時期は2024年秋頃〜ということなので、10月1日頃が有力視されています。
料金区分 | 現在の料金 | 2024年秋以降の新料金 | 値上げ幅 |
定形25g | 84円 | 110円 | 26円 |
定形50g | 94円 | 110円 | 16円 |
定形外50g~1kg | 120~580円 | 未定 | – |
ハガキ | 63円 | 85円 | 22円 |
レターパックライト | 370円 | 未定 | – |
レターパックプラス | 520円 | 未定 | – |
速達 | 260~600円 | 未定 | – |
上記表は現時点(2024.5.10)での情報で、定形外、レタパ、速達料金はまだ未定です。
では、定形サイズの郵便から説明します。
上記表からわかることは、定形25gと50gの料金区分が統一になることです。
料金の値上げと、料金区分が統一(区分の一部廃止)がされることが大きなポイントです。
ということは・・・
これまでは25g前後のビミョーな重さの時に、切手84円か94円かで
迷わずに済むということ?
そうですね!!
2024年秋以降の新料金改定後は、
重さ25グラム前後なら、迷わず110円でオッケーになります!
16円〜26円も上がるのは嫌だけど、
事務員の私としては手間がなくなり助かります!
細かく計るのが面倒だと思っている人は、多いのではないでしょうか?
郵便局員さんも楽になるのでは?
・・・なので区分帯を減らすのは凄くいいと思います!
定形外郵便はどうなる?
定形外郵便も、30%程度の値上げになるという噂ですが、新料金がいくらになるのかはまだわかりません。
また、現在(2024.5)のところ料金区分帯が50g〜1kgまでの6区分あるのですが、これが統合されるのかどうかもわかりません。
料金区分 | 現在の料金 |
定形外50g | 120円 |
定形外100g | 140円 |
定形外150g | 210円 |
定形外250g | 250円 |
定形外500g | 390円 |
定形外1kg | 580円 |
個人的には、こんなに細かい区分は必要なのかな?と思います。
これも重さ50g前後の時や100g前後の郵便を出すときに、
ホントーーに面倒なんですよ!!
50gだとちょっと書類を入れるだけですぐオーバーするからねぇ〜
定形外50gと150gの区分帯はなくなるといいなぁ〜
思い切って500gの区分帯もなくしてしまうのもいいかも。
定形外の料金は現在のままで!
料金据え置きでも区分帯をなくせば実質値上げになりますし、もしかするとこのような変更もあるかもしれませんね。(希望的観測)
ハガキはどうなる??
2024年秋以降の新料金改定後は、現在63円が→85円と22円の値上げが決まっています。
ハガキも値上げかぁ〜
てか、でも最近出してないなー
私も個人的には出してないけど、
会社では結構出すわ!
会社は経費がかかって大変かもねー
これまで1000通で63,000円だったのが、85,000円になるのか・・・
差額22,000円・・・。
経営者にとってはキツイですね!
郵便にはバーコード割(1000通以上)や区分割、広告割引(2000通以上)などがあり、通常一枚85円よりも安く出せますが、それでもこの値上げは厳しいです。
もしかすると、これらの割引率が大きくなる可能性もあるかもしれませんが、現在のところ全く情報がありません。安くなることを祈って報道発表を待ちましょう!!
年賀ハガキはどうなる!?
むかーし昔、ハガキ1枚52円から62円に値上げした時に、年賀ハガキの料金だけ52円に据え置かれた年がありました。
今回の報道では「2024年秋に葉書の料金が63円→85円になる」とだけ報道されていますが、2024年販売の年賀ハガキはいったいどうなるでしょうか・・・。
しろちゃん、年賀状って出してる?
出していないわよ。お金がかかるし、面倒だし・・・
でも、LINEで「おめでと〜」メッセージなら出すわよ。
・・・だよね、
昔のように「誰にでもとりあえず出しておく」という時代は終わったのかな・・・。
しかも忙しい年末に、印刷しなきゃってなるとねぇ・・・。
85円になったら出す人はもっと減るんじゃない。
もしかすると、2024年販売の年賀はがきの料金だけ、63円に据え置きになるのかもしれませんが、いずれは85円に変更になると思います。
私としては、出さないのでどちらでも構いませんが・・・。
レターパックや速達はどうなる??
レターパックや速達の料金も値上げされるようです。
ただし、利用者の利便性に考慮した低い値上げになる見込みとのことです。
レターパックは安くて速くていいよね!
なので値上げ幅が小さいといいな。
私も370円のレターパックライトをよく使うので、値上げは困るわ。
現在でも、定形外50グラムに(120円)、速達料金260円を足すとはや380円となります。
レターパックライトは4kgまで370円で速達に準じる配達スピードです。
なので、超お得なレターパック、
利用者の利便性をホントーーーーーに考慮して低い値上げにしてもらいたいところです!!
今後どういう風に郵便を出していくか??
値上げが実施された場合、私たちはどのように郵便を出していけば良いのでしょうか?
また、値上げによって今後私たちの生活はどう変化していくのでしょうか?
個人が出す場合
現時点(24’5.10)では定形外の料金体系がどのようになるのかが未定ですので、お得な出し方については正確に伝えられません。
なので、「ブログ主ポンすけ個人」の予想の料金体系で考えてみます。
料金区分 | 現在の料金 | 2024年秋以降 | ポンすけの予想 |
定形25g | 84円 | 廃止決定 | 廃止決定 |
定形50gまで | 94円 | 110円 | 110円決定 |
定形外50g | 120円 | 未定 | 廃止希望 |
定形外100g | 140円 | 未定 | 140円希望 |
定形外150g | 210円 | 未定 | 廃止希望 |
定形外250g | 250円 | 未定 | 250円希望 |
定形外500g | 390円 | 未定 | 廃止希望 |
定形外1kg | 580円 | 未定 | 580円希望 |
ハガキ | 63円 | 85円 | 85円決定 |
表の右側ピンク文字はあくまで個人的な予想と希望的観測が含まれています。
仮に予想通りだとした場合、定形外500g以下くらいの郵便を出す場合でも、1kgの料金580円で出さなければなりません。
そのため、定形外500gの枠がなくなると仮定すると、レターパックライト370円の需要が増えると予想します。
そうなることで、出す側の一般個人も郵便局側もお互いWINWINとなるのではないでしょうか。
なぜなら、出す側は安く速い商品を使って郵便を出せます。
受取り側も速く届きます。
郵便局側もレターパックの売上増と、事務処理の軽減が見込めるためです。
また、秋以降は定形50gまでで速達のオプションを付ける場合には、
110円プラス速達料金(仮に現在の260円とした場合)で370円となります。
現時点では「速達、レターパック」共に料金がいくら上がるか未定ですが、先ほどもお話ししたとおり、これらは利用者の利便性に考慮した低い値上げになる見込みとのことです。
仮に同じような値上げ率だとして、両方390円になるとすると、
定形50gに速達を付けるよりも、レターパックライトで出した方がお得になります。
これに気付いた賢い消費者は、レターパックライトに注目するかもしれません!!
また、仮に私の料金体系の予想が外れた場合でも、また現時点においてもレターパックライトの発送方法は超オススメです!!
皆さんが今回の料金変更を機会に、レターパックライトのお得性に気づくきっかけになればと思います。
それには値上げ幅が低く低くなることが大切です!!!
企業が出す場合
企業や役所が出す場合については、大口差出の割引率の変更があるかないかにより、大きく変わってくるでしょう。
バーコード割(1000通以上)や区分割、広告割引(2000通以上)、郵便区内特別割(100通以上〜)の割引率拡大の変更が行われないとすれば、、、
企業が出す広告系のハガキ、封書の郵便物は大きく激減すると思います。
その広告費は、新しい広告体系に移行していくのではないでしょうか。
それは、SNSやネット広告、YouTube広告などの新しい分野のことです。
中小企業においては、アナログ的なポスティングのチラシ広告が増えるかもしれません。
一方、お役所が出す郵便については、個人にとって重要な公的書類が多いです。
そのため郵便で欲しいという人がまだまだいるでしょうし、極端には減らないと思います。
それでも受取り手に”電子的な方法か郵便での方法”かの選択肢を迫る機会が増えてくるでしょう。
注意すること
現時点ではレターパック、速達、定形外の料金決定していません。
そのため、今の時点で大量にレターパックや切手を購入することはオススメしません。
なぜなら、写真にあるように昔の郵便料金に合わせて発行された切手が溜まってしまうためです。
そのような切手を使用する際には、現料金の分をさらに貼り付けて出すなどの手間がかかります。
例えば、現在は定形50gは94円ですが、2024年秋頃には110円となります。
そうなると秋以降は、94円切手にプラスして16円分の切手をいちいち貼らなければなりません。
これは非常に面倒な作業です!!
なので新料金になることを想定して、必要な分だけを購入することをオススメします。
そして新料金移行後に、新しく発行された切手を購入していくことです。
レターパックも同じく・・・新料金が未定です。
そのため、大量のレターパックを購入してしまい、新料金後に在庫が残ってしまうと切手を貼り付けて出さなければなりません。
そのため現在は必要な分だけ購入し、新しくなったレターパックを購入したほうがよいでしょう。
レターパックは不足分を切手で貼り付ければ使用できます。
ただ、貼るのも面倒ですし、貼り忘れもしがちなので、秋に料金が変わることを想定しておきましょう。
電子的な産業のSNSの重要度について
郵便料金の値上げによって、紙媒体から電子媒体への移行がより加速していくでしょう。
メール、X(旧ツイッター)など・・・
特にLINEは非常に人気が高く重要な連絡ツールです。
総務省がLINEヤフー社に対して、通信の秘密保護およびサイバーセキュリティの確保を図るための指導を行ったようです。
LINEなどのツールのセキュリティがさらに強固なものになれば、ネットやAIを駆使した便利な世界がますます増えていくとことでしょう!
これらの指導は今後の私たちにとって大きな安心と利益となると思います。
郵便料金変更の承認もLINEへの指導も総務省です。
なので今回の郵便料金変更に関して、「何か関係があるのかな」「新しいサービスへの布石?」などと期待しますね。
とにかくセキュリティ強化の流れは私たちにとって非常に良いことです。
まとめ
今回の値上げは、年々郵便物が減少しているため行われるようです。
郵便物数に関しては、デジタル化の波により今後大きく増加することはないように思います。
ただ、郵便事業が非常に重要な業務であることに変わりはありません。
今後郵便局から新しいデジタルサービスが生まれるか?!に期待です。
個人が郵便を出す機会は少なくなりましたが、重要な書類は郵便でもらうとやはり安心感があります。
今後、この安心感をデジタル化によっても得られるようにするためにも、セキュリティ強化は超重要ですね。
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