今回は、傷だらけとなったブランドストーンの修復の方法です。
果たして目立たなくすることができるでしょうか…
ケアするブーツはブランドストーン#550、
使用するものは、
レッドウィング製のブーツクリームとレザークリーム、馬毛ブラシ、豚毛ブラシ、ステインリムーバーなどです。
傷だらけのレザブーツのお手入れ
前回のケアからわずか1ヶ月半余りで、ボッロボロの傷だらけになってしまいました…(泣)
仕事でガシガシと気にせず使っていたので…気づいたらこうなりました。
まず傷の状態を見ましょう!
前回はワックス入りクリームを、全体に多く塗り過ぎて失敗しました。
なので、今回は革の状態をしっかりと見極めます。
つま先以外は傷も少なく、艶もあります。
つま先とそれ以外の部位でケア方法を変えます。
汚れを落とします。
補修クリームを塗る前に、ホコリと汚れ落としを行います。
このステインリムーバーは、古いクリームや汗などの汚れを浮かせて落とすことが出来るクリーナーです。
液が浸透して汚れが表面に浮き出てきますので、力を入れて強くこする必要はなく、軽く撫でるように拭きとって下さい。
そうすることで古い靴クリームや靴に残っている汗や汚れが落ちてきます。
余計なものを落としてから、クリームを塗る事で浸透性が向上し、表面の通気性が維持されます。
今回は、つま先以外は濡れタオルなどで汚れを拭き取っていきます。
私は手頃なタオルがない時は、ウェットティッシュを使ってます。
但し、ウェットティッシュを使う時は、アルコール成分の入っていない、水成分主体のものを使うとよいです。
つま先以外のケア
まずは、つま先以外のケアから行います。
ここで使用するのは、
レッドウィング製のレザークリームです。
このクリームは牛由来のニーツフットオイル(牛脚油)で、牛レザーと相性が良いです。
今回ケアするブーツの革はオイルドレザーです。
オイルドレザーは油分を多く含んでいるため、オイルを入れ過ぎた後、風通しの悪い場所にしまうと、カビ発生のリスクがあります。
しかし、このクリームは塗った後、水分が蒸発しやすいため、カビのリスクが軽減されるようです。
更にこちらのレザークリームは、ワックス分を含まず優しくオイル補給ができます。
つま先のケア
完成
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まとめ
前回の油分入れ過ぎの失敗のおかげで、革の状態をしっかりと見ることができました。
傷がかなり深く広かったので、補修できるか心配でしたが、何とかキレイになって良かったです!
履き込んでいくことで味わいがもっと出てきそうです!
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