特定記録について
今回のテーマは特定記録です。
郵便物やゆうメールにオプションとして付加するもので、追跡サービスもあります。
わかりやすく解説します。
🔴特定記録
⇒ 特定記録は追跡サービス付きのオプションサービスです。
引き受けの記録があるため、郵便物を差し出したという記録を残したいときにオススメです。
また、インターネットで配達状況の確認ができます。
特定記録は追跡サービスもありますので、大切な書類や小さい荷物などのお届けを確認するのに便利です。
定形50gなら110円+210円=320円です。
そして、上記写真にある白い紙「書留・特定記録郵便物差出票」の「ご依頼主のご住所・お名前」欄に差出人の住所氏名を記入します。
「お届け先のお名前」欄についてですが、特定記録についてはこの欄は記載不要です。
但し、ここにお名前を書いておかないと、後で追跡番号で調べるときに非常に不便ですので、記載しておいた方が良いでしょう。
郵便局に差し出すと、引受の記録として「お問い合わせ番号」欄に追跡番号が付され、受領書がもらえます。(写真にある白い紙は複写式で、その2枚目がもらえます。)
そこに記載された追跡番号により、インターネットで配達状況が確認できます。
〒郵便追跡サービス
ポスト投函はできませんので注意して下さい。
郵便物の中身が壊れていても補償はありません。ここが簡易書留(補償5万円まで)との違いの一つです。
土日に配達してもらいたい場合には、速達か配達日指定などのオプションを更に付ける必要があります。
元々この特定記録というオプションは、日曜祝日の休配日には配達していませんでした。
そのため、土曜日が休配日となった2021年10月2日以降は、土曜も配達されなくなったのです。
他のサービスと比較する
特定記録 | 料金 |
---|---|
定形50g 1cm | 320円 |
定形外50g 3cm | 350円 |
定形外100g 3cm | 390円 |
定形外150g 3cm | 480円 |
定形外250g 3cm | 530円 |
定形外500g 3cm | 720円 |
定形外1kg 3cm | 960円 |
特定記録 | 料金 |
🔴特定記録の料金は、普通郵便料金+特定記録料金210円となります。
🔴レターパックライト(青)は料金430円です。
準速達扱い、信書も送れ、厚さ3cmまで、重さ4kgまで送れます。
🔴ゆうパケットは1cmまで250円、2cmまで310円、3cmまで360円です。速さは普通扱いで、信書は送れません。
軽いものなら特定記録がオトク!
特定記録は、必要なときに封筒やハガキに「特定記録」と記載して郵便局で出せるので、気軽に出すことができます。
ただ、ポスト投函ができず、郵便局まで持ち込む必要があるので、近くに郵便局がない場合は少し不便な点があります。
他の郵便発送サービスとのオトク差を比べると、ポスト投函できるゆうパケット、レターパックライトあたりが比較の対象となります。
特定記録をよく出す事業所などでは、信書(手紙、請求書、領収書、納品書など)を送ることが多いです。そのため信書も送れるレターパックライトと比較してどちらがお得かを考えてみましょう。
ゆうパケットは信書は送れないので、レターパックライトと比較して説明します。
レターパックライトと比較してみると・・・
軽いものなら運賃は特定記録が安いですが、重くなるにつれてレターパックがお得になります。
例えば、定形外1kgを特定記録で出すと960円もかかります。
対してレターパックライトなら430円とその半値以下です!
こうなると、この重さの時にわざわざ特定記録で出すことが、いかに無駄かがわかると思います。
しかもレターパックライトは4kgまで送れて、準速達扱いのため速く届きます。
また、差し出しもポスト投函できます。
定形外郵便を特定記録で出そうと思った時、「100gを超えるかな」という場合にはちょっと考えてみましょう。(100gを超えると料金480円)
レターパックライトならそれよりも料金が50円も安い上に、速さ、容量の点から断然おトクなのです!!
まとめ
私はちょっとした書類や荷物を送るときには、レターパックライト(青)を使います。
ちょっとしたものを入れるだけでも厚さもすぐに2、3cmになりますし、安くて速いためです。
厚さが3cm超えになると、赤色のレターパックプラスがお得です。
一方特定記録は定形50gまでの書類を送るときによく使います。
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